白藤博行:「執行停止決定の取り消し訴訟」で対抗しよう

25日、東京・文京区民センターで開かれた沖縄県知事選勝利の集会(一坪反戦地主関東ブロックなどの主催)で、白藤博行・専修大学教授(行政法)は、国交大臣が沖縄県の埋立承認撤回の執行停止を決定した場合、「本土」の私たち、そして沖縄県民はなにができるか、と提起しました。その部分を紹介します。 続きを読む

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星英雄:安倍政権は沖縄の声を聞け 辺野古新基地建設反対運動が勝利した県知事選

全国注目の沖縄県知事選は激戦の末、辺野古新基地反対を訴えた玉城デニー氏が当選した。得票数は沖縄県知事選史上最多の39万6632票、相手候補に8万票以上の大差をつける圧勝だった。沖縄の民意は4年前に続き「辺野古新基地ノー」を鮮明にした。この選挙結果の意義は大きく、重い。新基地建設に反対して闘い続けてきた沖縄の人々、そして連帯して闘い続けてきた全国の人々の勝利だ。安倍政権はこの選挙結果を受け入れて、辺野古新基地建設を断念するべきである。 続きを読む

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星英雄:住民の命や安全よりも米軍基地が大事という日米両政府の本末転倒

また1つ、明らかになった。辺野古新基地が、住民の命も安全も顧みないことが──。民家や学校は米軍機の低空飛行の危険にさらされ、子供たちや住民はおびえて暮らさなければならなくなる。辺野古新基地は、「高さ制限」というアメリカの基準や日本の航空法を無視して造られようとしている。安倍政権はどこまで人間の命を軽んじるのか。 続きを読む

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星英雄:翁長知事の遺志を継いで、辺野古新基地を阻止しよう

さあ、次は県知事選だ、勝って辺野古新基地を阻止しよう━━県民のそんな思いが伝わってくる大集会だった。時折、強い雨に襲われながら那覇市奥武山公園で開かれた「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める8・11県民大会」に7万人の市民が結集した(主催者発表、東京ならば70万人に相当する)。翁長知事追悼の県民大会でもあった。 続きを読む

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沖縄県民と連帯する府中の会:6月23日、沖縄は慰霊の日 辺野古に新基地はいらない

6月23日は73年前、沖縄戦で組織的な戦闘が終わった日として、沖縄本島南部にある摩文仁の丘で慰霊祭が行われます。県民の4人に1人が犠牲になった、あの沖縄戦は、唯一の地上戦で日本本土、特に天皇と大本営を守るための時間稼ぎの消耗戦でした。 続きを読む

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星英雄:いま名護で何が起きているか 全会一致決議の波紋〈2018沖縄レポート⑤〉

 辺野古新基地建設のカギを握る名護市で、一つの市議会決議が波紋を広げている。安倍政権・沖縄防衛局が新基地建設を進めるうえで避けては通れない美謝川の河口変更、辺野古の浜の埋め立てに「待った」をかける市議会の決議が、自民党、公明党を含む全会一致で決議されたのだ。 続きを読む

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星英雄:米軍嘉手納基地前から日本の安全保障政策を告発する〈2018沖縄レポート③〉

 27日、米軍嘉手納基地撤去を求める毎週金曜日早朝の「嘉手納ピース・アクション」は107回目を迎え、同基地第1ゲート、第5ゲート前に地元の人々が結集した。この日は、米軍の元海兵隊員にレイプ・虐殺された島袋里奈さん(当時20歳)の3回忌を営んだ。第5ゲート前にいってみた。 続きを読む

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星英雄:シュワブゲート前、市民が工事車両を止めた現場で〈2018沖縄レポート①〉
 座り込みの人々と機動隊の激しい攻防が続いた。沖縄・辺野古、米軍キャンプ・シュワブ前。4月23日朝9時から午後2時まで5時間、石材を積んだダンプカーなど工事車両が路上で立ち往生した。ゲート前には500人を超える市民が結集した。市民の輪の中には稲嶺進・前名護市長の姿も見えた。結果、この日は通常の3分の1しか工事車両は入ることができなかった。

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