合田寛:税のルールを書き換える年

昨年の世相を表す漢字として選ばれたのは「税」であった。清水寺の貫主が大きなキャンパスに大書した「税」の一字を思い出す人も多いだろう。しかし実は今年こそビッグな「税」の年なのである。抜け穴だらけの税のルールを書き換える年なのである。 続きを読む

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合田寛:解散の大義と初めての「増税」公約

 「税制こそ議会制民主主義と言っても良い。その税制において大きな変更を行う以上、国民に信を問うべきであると考えた」、「代表なくして課税なし。アメリカ独立戦争の大義です」。今回の衆議院解散の記者会見で安倍首相はこう述べた。来年10月に予定していた消費税率の10%への引き上げを、1年半先送りするという方針転換について、国民の信を問う大義があるというのである。 続きを読む

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合田寛:アベノミクスの「隠された矢」

安倍内閣が掲げるアベノミクスは、大胆な金融緩和、公共事業を中心とした機動的財政政策、民間投資を喚起する成長戦略からなる「三本の矢」を柱とする政策を動員し、デフレ不況からの早期脱却を図ることをうたっている。「三本の矢」の効果かどうか、 続きを読む

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合田寛:巨大企業の課税逃れを追及せよ―イギリス議会に学ぶ

 日本では増税といえば消費税の増税のことだけしか頭にない人が多い。それほど財政が大変なら消費税増税もやむを得ないではないかと考える人も少なからずいる。大企業にも負担増をなどといえば、そんなことをすれば企業は海外に逃げ、日本経済は空洞化してしまうという反応が返り、 続きを読む

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小森陽一:新しい都政に何を求めるか

 2012年11月9日、前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児さん(65)が、29日に告示(投票日は12月16日)される都知事選への立候補を表明しました。

 宇都宮氏の立候補は、6日に発表された「私たちは新しい都政に何を求めるか」という40人の研究者や弁護士の声明に応じたものです。私も、この声明に名を連ねました。 続きを読む

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合田寛:消費税と大魔術

消費税増税法案が国会で成立したのは8月10日、ちょうどロンドンオリンピックでなでしこジャパンや女子レスリングの選手たちがメダルを争っていたころである。あまりにも簡単にとおってしまったというのが私の実感である。これまではこういう国民に大きな負担を求め、生活に重大な影響を及ぼす法案は、 続きを読む

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