超左翼マガジン『ロスジェネ』編集長として知られる作家の浅尾大輔の4年ぶりの新著は、なんとマルクスである。〈『新解 マルクスの言葉』(バジリコ・1700円+税)〉長い雌伏期間も、マルクス・エンゲルス全集を読破し、当時の思想家や現代の作家や経営者の著作など、関連文献も広く渉猟するためであったとすれば、うなずける。 続きを読む
月別アーカイブ: 2013年11月
【福島・沖縄からの通信】
星英雄:普天間・沖縄の闘いが国際的な不名誉から日本を救っている〈沖縄レポート⑥〉
「ノー オスプレイ!」「ノー ベース!」
沖縄県宜野湾市・米軍普天間飛行場の大山ゲート前、11月19日午前7時20分。10カ月ぶりに訪れたこの場所で、「命(ぬち)どぅ宝・さらばんじぬ会」の活動は健在だった。 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
星英雄:普通の親子がキャンプ・シュワブで9年つづけるピースキャンドル〈沖縄レポート⑤〉
名護市にある米軍キャンプ・シュワブの第1ゲート前で毎週土曜日の夕方6時30分から7時まで、基地反対を訴えつづける親子がいる。このピースキャンドルはもう9年もの間、つづけられている。11月16日、現場で取材した。 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
稲嶺進:すべては子どもたちの未来のために、すべては未来の名護市のために ウチナーンチュの誇りが新しいまちづくりを進める
来年1月19日投開票の名護市長選挙は米軍普天間基地移設問題を左右するといわれている。1997年12月の市民投票で基地建設に「ノー」の意思表示をした名護市民は,前回2010年の市長選挙ではじめて、基地建設にきっぱりと反対する稲嶺進市長を誕生させた。「辺野古の海にも陸にも新たな基地は造らせない」と新基地建設に強く反対し、基地にたよらないまちづくりを進めてきた稲嶺市長は「まだやり残したことがある」と来年の市長選に立候補することを表明した。稲嶺市長は多忙ななかの11月11日、「連帯・共同21」のインタビューに応じ、新基地建設反対の思いや子どもたちの未来のためのまちづくりなどについて語った。(文責:星英雄) 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
星英雄:戻りたくても戻れない現実のなかで飯舘村の人びとに決断の時期が迫ってくる〈飯舘村レポート③〉
東京電力福島第1原発の放射能汚染水漏れが大問題になっている。一方、福島の原発被害者の動向は、多くの国民の視野には入ってきにくくされている。半年振りの飯舘村の現状を伝えたい。 続きを読む