2014年7月1日安倍内閣は、集団的自衛権行使容認の閣議決定を行なった。この日は自衛隊発足60周年記念日にあたる。同時に辺野古新基地建設工事の強行を決定した。この年の1月には名護市長選挙が行われ、「陸にも海にも基地は作らせない」との政策を掲げた稲嶺進市長が新基地推進の候補に大差をつけて再選を果たした。9月の名護市議会議員選挙では、稲嶺市長を支える与党議員団は過半数を確保した。11月に実施された、県知事・那覇市長・名護市、那覇市の県議補欠選挙、12月の衆議院選挙の小選挙区4区すべてにおいて「オール沖縄」の勢力が勝利した。 続きを読む
月別アーカイブ: 2015年5月
【特集:国民的共同をめざして】
池住義憲:拠って立つところは 憲法!~~国民的共同をめざして~~
安倍政権の暴走を止めるたたかいで、私たちが拠って立つところは、憲法です。69年前、私たち主権者が制定した憲法です。これしかない。いや、これがある。 続きを読む
【特集:国民的共同をめざして】
吉川一男:沖縄と福島の共同をめざして
辺野古新基地建設阻止、沖縄・福島の人々の共同をめざして、「沖縄・福島連帯する郡山の会」を4月に立ち上げました。私を含むさまざまな立場の人たち10人が共同代表になり、佐藤栄佐久元福島県知事や植田英一元自民党福島県連幹事長ら保守の重鎮が相談役を務める、「オール福島」の市民組織です。 続きを読む
【連帯・社会像】
卯城公啓:2015 反核アメリカの旅 NPT再検討会議の成功めざして
広島・長崎の被爆から70年。2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議を好機に、人類は核兵器のない世界に続く約束の道へはっきりと歩みだせるのか。人間の良心への信頼と核国家への疑念が入り混じるまま、ニューヨーク、ワシントンを巡りました。行動し、学び、交流を重ねながら。 続きを読む
【連帯・社会像】
星英雄:沖縄は劣等感を自信に鍛え上げたが政府はそれを理解していない
「辺野古新基地建設ノー」の沖縄県民の総意を示す県民大会が17日、県都那覇市で開かれた。「戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会」が公式名称だ。「辺野古新基地ノー」「われわれは屈しない」という3万5000人のシュプレヒコールが響き渡った。 続きを読む
【連帯・社会像】
池住義憲:憲法破壊に徹底して抗う
今日(5月14日)午後4時40分、私は首相官邸前にいた。その数分後、官邸で、安保法制の閣議決定が、為された。 私たちの声を無視して。 続きを読む
【特集:国民的共同をめざして】
藤原一也:国民的共同を求めて私も「平和といのちと人権を!5・3憲法集会」に参加
私は昨年秋に結成された「生協だれでも9条ネットワーク」の仲間十数名とともに「平和といのちと人権を!5・3憲法集会」に参加しました。戦後70年目の憲法記念日に、快晴のもと横浜臨港パークには3万人の人々が結集しました。ここで感じた高揚感は参加者にとって心地良いものでした。 続きを読む
【特集:国民的共同をめざして】
澤地久枝:戦後70年、戦死者ゼロの歴史を切り替えさせないために
作家の澤地久枝さんは、党派を超えた護憲勢力の結集を機会あるごとに訴えてきました。5月3日憲法記念日に横浜・臨港パークで開かれた「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会」での短いスピーチでも、護憲で一致する人たちが一つになればさらに大きな力になる、と訴えました。澤地さんの了解をえて、紹介します。(文責・星英雄) 続きを読む
【特集:わたしと憲法】
星英雄:護憲の共同がどこまで進むか、これからに注目したい
憲法記念日に横浜・臨港パークで開かれた「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会~戦争・原発・貧困・差別を許さない~」に参加してきた。安倍内閣による改憲の動きに対して、危機感を募らせた護憲勢力の統一集会ということだった。 続きを読む