【福島・沖縄からの通信】

沖縄発:新知事に期待し安倍政権にもの申す①

謝花悦子(伊江島・ヌチドゥタカラの家)

 沖縄の夜明けを迎えることが出来たこの喜びは、言葉では表現できません。金より命を大切にする世の中を作りたいとの思いと、喜びで、昨夜は眠れませんでした。また、この沖縄の夜明けは、日本の夜明けにも繋がるのではないかと思います。

 国民の皆さんへ、心からお礼を申し上げます。

 これまで沖縄は日本から差別され、米軍基地を押し付けられてきました。県民の総意を日本政府が無視することが何度あったことか。10万人余が集まった「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」やオール沖縄による普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古新基地建設の断念を求める「建白書」も無視されました。この差別に対する怒りは多くの沖縄県民が共有しています。

 翁長知事の誕生は、沖縄から基地をなくしていく始めの1歩のように思います。日本政府は今度こそ、県民の総意を尊重してほしい。

 国民の皆さん、共に頑張っていきましょう。

 

宮里洋子(那覇市)

 昨夜の沖縄は盆と正月が一緒に来たような大賑わいでした。私は余りに早い速報に不安もありました。以前NHKで出口調査がひっくり返ったことがありましたので・・・。

 時間がたち当確が本当だと信じられたときは共に選対事務所で戦った友人・知人に電話しまくり喜びを分かち合いました。

  でも、一夜明け冷静になった今日、日本政府の嫌がらせが大いに気になります。現・仲井真知事の在任期間中にどんな出方をするのか不安です。 過去・現在と散々煮え湯を飲まされてきましたので喜んでばかりはいられません。

 ただ、嬉しいことは県民が金に動じなかったことです。 選挙運動で疲労した体調を整えてからまた、辺野古通いをはじめようと思います。

 

渡嘉敷健(琉球大学)

 翁長 雄志 新知事誕生おめでとうございます。

 昨年末、現知事が辺野古新基地建設を承認してから約1年が経過してからの県知事選挙で沖縄県民の考えがあきらめモードに変わっていないかが心配でした。しかし、県民の良識が示されたことはとても良かったと安心しました。

 翁長新知事には一刻も早く辺野古不承認を政府に示してもらいたいと思います。

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