【福島・沖縄からの通信】

沖縄発:新知事に期待し安倍政権にもの申す③

城間えり子(憲法9条メッセージプロジェクト沖縄)

 開票の夜は、前代未聞といわれるほどの報道陣がきて、選対本部事務所に入りきれないほどの人でした。 8時にすぐ当確が出て、2回目の当確が出たところで万歳をして、みんな泣いて喜びました。翁長さんも いっていましたが、1人1人がわがことのように取り組んだ結果ですよね。見えないところで、いろんな人が 活動していたことを知りました。

 9時30分に辺野古にいきました。そこにいたたくさんの人たちと歌って躍って大騒ぎして喜びを爆発 させました。なんともいえない喜びです。みんな泣いて笑って・・・。

 知事選の期間中、リーフレット「翁長さんに直接聞いたよ!」が、とっても好評だったんです。 保守の翁長さんで本当に大丈夫かな、という一抹の不安があって、本人に会って確かめたいと思いました。 翁長さんは快く応じてくれて、私たちの疑問に答えてくれたのです。納得がいきました。そのことを、自分たち の胸だけにおさめておくのはもったいない。翁長さんが伝えたいと思ったことをできるだけ多くの人に伝えたいと 思い、「戦(いくさ)やならん!わんからネーネーズ!!」というグループを立ち上げてリーフレットをつくりました。

人から頼まれたのではなく、自分の意志で動いたので、選挙に主体的、積極的にかかわることができたと思います。

 私の考えは基地のない平和な沖縄がベースです。理想を掲げないと、現実だけではなし崩し的になる恐れが あると思います。憲法のことも日米安保のことも、沖縄からきちんと発信していきたい。自衛隊の基地もいりません。

 ですがいまは「建白書」通りに、米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、新基地建設をストップさせたい。そのために、 沖縄が1つになったのですから。でも、翁長さんも私たちもこれからが大変です。私は闘いをもっと盛り上げ、 広げていくためにいろんな取り組みをしなければいけないと思っています。せっかく勝ち取った1ページを、 さらに2ページ、3ページとしていくために。

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