【連帯・社会像】

藤原一也:安倍内閣の改憲暴走を許さない!九条の会集会&パレードに参加して

 11月24日の「九条の会集会&パレード」は全体の参加者が2500人を突破しました。なかなかの盛り上がりぶりで、日比谷公会堂に入りきれない人々は屋外の第2会場に参集しました。集会は12:30からの入場開始だったのですが、整理券の配布は11:00からでした。私は10:50に会場に到着したのですが、入手した整理番号はすでに544番でした。

 日比谷公会堂では九条の会呼びかけ人の奥平康弘さん、澤地久枝さんの挨拶 がありました。続いて、非戦を選ぶ演劇人の会・ピースリーディング「9条を好きと言えなくなって…」が披露されました。そして、栃木・東京・神奈川・宮城・千葉・大分各都県から月間としての取り組報告がありました。「みやぎ青年9条の会」などそれぞれ工夫に満ちた生き生きとした事例が紹介されました。

日比谷公会堂の集会

日比谷公会堂の集会

 これらの事例報告は今年6月10日に開催された「九条の会10周年講演会」で小森事務局長が提起した『一日だけでは難しいでしょうから1週間、あるいは10日間または1カ月間、全国で統一した行動ができるように工夫をして行きたいと思います。今日の講演会がいまだかってやったことのない、しかし、安倍晋三政権の解釈改憲を絶対に止めて、押し返すような9条の会の行動の出発点していきましょう』との内容を具体化したものです。

 私は今回の「安倍内閣の改憲暴走を許さない!九条の会集会&パレード」に私の元の職場の方々16名とともに参加しました。実は6月開催の「九条の会10周年講演会」には単独での参加でしたが、集会やパレードは周りに知り合いがいた方が楽しいからとメールなどで呼びかけあって参加しました。

銀座をパレード

銀座をパレード

 私は九条の会の小森事務局長がこの集会で提案したように「草の根の力で憲法九条を守り、生かすことで、憲法破壊を推し進める安倍晋三内閣にノーを突きつける」運動を各地で展開する必要があると思います。

 今後、日米ガイドラインが実務者の手にゆだねられ、集団的自衛権の閣議決定を経て自衛隊が同盟国とともに戦争出来るように書き込まれる出鱈目、来年の統一地方選挙の後に出てくる具体的に自衛隊が海外で戦争するための法整備の出鱈目、これらに対峙して「憲法九条を守り・活かす」草の根の勢力を急速に増やさなければなりません。

パレード解散地点の小森事務局長

パレード解散地点の小森事務局長

 総選挙に向けても沖縄県で進められている建白書勢力による一点共闘に学び、「閣議決定の撤回」を求めて行きたいと思います。

 

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「9条の会集会&パレード」には、損保9条の会も参加。「集団的自衛権の行使容認反対」をアピールした。

「9条の会集会&パレード」には、損保9条の会も参加。「集団的自衛権の行使容認反対」をアピールした。

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