【特集:国民的共同をめざして】中村司(まもる):「『オール沖縄』から『オール日本』へ」を読んで、筆を執りました。「『オール沖縄』から『オール日本』へ」の呼びかけは、2014年12月の衆議院選挙で四小選挙区すべてにおいて「オール沖縄」の勢力が勝利した結果を見て、私も「オール日本」に発展させたいと思ったものです。
私は、1997年12月に行われた名護市の住民投票には、「ひめゆりたちの沖縄戦」の冊子を著者の与那覇さんと二人で千冊カンパして送りました。この小冊子は、支援の人々に、沖縄戦の実相を短時間で知らせ、宣伝活動に大いに役立ったと喜ばれました。そして、定年退職一年後の2007年から、沖縄の辺野古と高江の新基地建設反対の座り込みに春秋それぞれ一週間ずつ参加し、簡易宿泊所を利用して浮かしたお金をカンパし続けてきました。
2010年3月28日から「9条守れ、米軍基地撤去!!!『沖縄県民連帯・川越行動』」として集会とパレードを実施し、今年6月27日の第9次の行動を準備中です。今年に入って「9条こわすな・戦争させない!!」5.31オール埼玉総行動の実行委員になり、埼玉でもオール沖縄にあこがれ名称にオールが入りました。
5月17日に那覇で開かれた「戦後70年止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会」に参加し、稲嶺進名護市長の「オール日本で支持が広がりつつある」とか、呉屋・金秀グループ会長も「辺野古基金の7割が県外からでオール沖縄の闘いがオールジャパンの闘いに発展している」などの声を聴きました。
これを聴いて、辺野古新基地建設阻止の闘いは、昨年7月1日に閣議決定された「集団的自衛権の行使容認」撤回の闘いの最先端の闘いであるとの日本国民の認識の深まりを感じました。
もともと、この二つの闘いは米軍再編強化への闘いであり、本質は、日米安保条約に基づく不平等な地位協定の恒久化と日米同盟強化を許すか、それとも安保条約を破棄し平和的な日米友好条約に切り替え世界の平和に貢献するかの闘いであり、我が国が真の独立を勝ち取るかどうかの闘いであります。
決して負ける訳にはいかない、勝つまで闘い抜かねばならない闘いです。
趣旨は若干ずれますが、大阪でも橋本市長らの都構想反対のオール大阪の闘いが辛くも勝利しました。
昨日、5月31日北浦和で行われた9条こわすな・戦争させない!!オール埼玉総行動は1万400人を超える参加で成功しました。みんな笑顔で輝いていました。そこには自覚と自信を持った主権者が集まっていました。参加者たちは、この国の行方を為政者が勝手に決めることを許さず、戦争勢力を必ず政権から追い出す自信に満ちていました。
そこで「『オール沖縄』から『オール日本』へ」と、「9条こわすな・戦争させない!!」闘いを広げ、我が民族の真の独立をかけて、保革や思想信条や政治的立場の違いを越え、小異を尊重して大同団結すれば、小選挙区制の悪弊も越えて、戦争勢力を政権から追い出すことが可能な情勢を迎えていると考えます。
国民の皆さん、日本国憲法を守り、世界の平和、日本民族の真の独立、民主主義のために大同団結し、力一杯闘おうではありませんか。心から呼びかけます。(日本科学者会議埼玉支部幹事)<投稿日、2015.6.1>
沖縄の現状 =日本そのもの
私はもう動けない老人、各位のデモを毎回感動を以て見ています。
戦争は絶対に嫌だ!
兵器によらない解決方法はいくらでもあるはず。
歩けない年寄りでも何か出来ることがあるのではないか?
共産党の提言に感動して、これこそ我が意を得たり!
では?私に何が出来る?何をしなければならないか?
歴史は動いている。動かしている。