藤田観龍：長野県山ノ内町の野猿公苑、地獄谷温泉に入るニホンザル

地獄谷温泉は１９６４に開苑したサル専用の野外温泉。現在ニホンザル一群約160頭が山から下りてきては入浴します。やはり雪を頭にかぶり入浴している光景は楽しいものです。

世界で唯一といわれる、サルが温泉に浸かる光景を見ようとカメラを手にした外国人も多く見られます。海外のメディアでも報じられています。

杉などの雑森林の雪道を約30分ほど歩くと温泉の湯煙の向こうに石囲いのサルの温泉場があります。管理者により給餌の大麦、小麦、生大豆などが与えられ生態を自然な状態にした管理が図られている。目を閉じてじっと入浴する猿もいます。