沖縄の怒りを共有し、沖縄と連帯する人々が東京・池袋に集まった。「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない、沖縄県民大会」に呼応する8・12首都圏行動だ。会場の東池袋公園は、A級戦犯を収容した巣鴨プリズンの跡地だ。
集会では、沖縄の闘いと連帯する各地の取り組みが報告された。アメリカいいなりで、オスプレイの飛行を容認する日本政府への批判が相次いだ。いまだに基地はできていないのは、私たちが大きな声をあげてきた成果だ、という発言もあった。
高田健・総がかり行動実行委員会共同代表はオスプレイの飛行について、アメリカが沖縄・日本で好き勝手にすることを容認することしかできない日本政府。そしてアメリカと北朝鮮が核兵器で脅し、挑発しあってる危険な情勢なのに安倍政権はトランプ政権に追随することしかできないと厳しく批判した。
集会後、参加者はにぎやかな池袋駅周辺をデモ行進。「辺野古の埋め立ていますぐやめろ」「サンゴを殺すな、ジュゴンを殺すな」「オスプレイは飛ばすな、アメリカに帰れ」など、道行く人々に訴えた。