ここにも「持続する志」がある。「アベ政治を許さない」のスタンディングだ。毎月３日に行われることが恒例になっている。２０１８年最初の国会正門前スタンディングには百数十名が参加した。
寒風のなか、参加者のコールが響いた。「立憲主義を取り戻そう」「戦争法を廃止しよう」「自衛隊を憲法に書き込むな」「憲法を壊すアベ政治を絶対に許さない」
福島のことででも、安倍政治を許さない。「子どもたちに原発のない未来を渡そう」「福島を守れ、暮らしを返せ」「思いやりは米軍じゃなくて被災者へ」
沖縄についてもコールした。「辺野古、高江の新基地反対」「辺野古新基地建設反対の市長を」「オスプレイを飛ばすな」「オスプレイを買うな」
「アベ政治を許さない」などのコールにつづいて、澤地久枝さんや福島から来た人たちなど、参加者らが思いを手短に語った。
澤地さんは今朝の毎日新聞が、日立製作所がイギリスで進める原発新設プロジェクトにメガバンクらが１・５兆円融資し、政府がその融資全額の債務保証をする、と報じたことを引き合いにこう話した。「私たちは反対するイギリスの市民たちと手をつなぎたい。福島の原発になんの手も打たずに、よその国に原発をつくるおカネをだすとは日本の政治はくるっていると思う。みんなでがんばりましょう」