取材で沖縄にきています。昨日はちょうど、「日本の春が、ここから始まる」という「名護さくら祭り」に遭遇し、楽しみました。忙中閑あり。
名護市のシンボル、ひんぷんガジュマル。「ひんぷん」とは屋敷の正門と母屋との間にたつ目隠しの塀のことです。この巨大なガジュマルの向こうに名護市のメーンストリート、市街地がつづいています。
このメーンストリートを高校生のバトンガールを先頭に、ブラスバンドやみこしが練り歩きました。会場の一つでは、氷の1本彫りのコンテスト。最後までみとどけることはできませんでした。別の会場では、カラオケや民謡ショー、米軍キャンプシュワブの第3海兵遠征軍音楽隊による演奏も。
屋台の人ごみに、米軍人、米軍関係者(なかには和服の女性たち)が目立ちました。「例年より米軍関係者が多いのは沖縄の厳しい雰囲気を感じているからかね」と名護市民の1人はいいました。日ごろは静かな名護の街ですが、この日はあふれるばかりの人たちが祭りを楽しんだようです。(沖縄レポートは後日掲載します)