沖縄の仲井真知事が新基地建設のための政府の辺野古埋め立てを承認した。「沖縄の歴史で初めて沖縄県知事が米軍基地の建設を認める」(沖縄タイムス)事態に、怒りのメッセージが届いています。順次、掲載します。
小橋川共行
仲井真知事は許せません。公約を破ったばかりか、県外といって県民に期待を持たせ、励ましを受けながら、沖縄を売った人間、沖縄の未来を売った人間、我々の命と引き換えに金をもらった人間、もはや知事でもなければ人間でもない。
沖縄の人々を『標的』にしてしまった。取り返しがつかない行為をした責任はとってもらいましょう。その「命」で償ってもらいましょう。
平良悦美
昨日は、知事公舎前で「否ヲ言ウ自由ヲ」と書いた赤いバナーを作って来て持って立ちました。 県庁幹部と自民党のだれ彼が出入りしました。
私たちは雨に濡れて立っていました。 闘い続けるしかありませんね。
渡嘉敷健(琉球大学准教授)
仲井真知事の辺野古埋め立て承認の動きには落胆しました。県外に普天間代替施設を作るのが辺野古埋め立てより早いと言い切って政府に迫っていたのがうその様です。沖縄振興予算は魅力的かもしれませんが基地建設の代償はお金では解決しないと全ての県民は知っていると思います。
基地建設を急いで5年以内に作ることが果たしてできるのでしょうか。沖縄市泡瀬の干潟埋め立てを例にとってもわかりますが、埋め立てには数年かかります。急ぎすぎると関西空港のように地盤沈下が起こり運用開始と同時にトラブルが起こることが予想されます。
さらに沖縄の自然災害の台風は埋め立て土砂を流してしまうことでしょう。工事に時間がかかりその間普天間飛行場は固定化されたままです。
もしもその間に航空機事故が発生したら誰が責任を取ることができるのでしょうか。そのころには安部政権は終わっているかの知れません。沖縄県知事も変わっていることでしょう。
これまでも沖縄振興予算を歴代の県知事は要求してきました。しかし、県民所得は一向に向上しません。そもそも基地依存体質を脱却することが沖縄の経済発展に大きく貢献することは多くの県民は理解しています。急場しのぎの沖縄予算は沖縄の経済活動の原動力にはならないと個人的には感じます。
北部の貴重な自然は観光沖縄のかけがえのない財産です。それを手放すことは無いと考えます。
知事が政府に発言するのは普天間飛行場の即時閉鎖と埋め立ての不承認だと思います。