【福島・沖縄からの通信】

藤田観龍:東日本大震災から5年

 2011年3月11日の東日本大震災から5年、東京電力福島第一原子力発電所の水素爆発で核燃料の炉心溶融・メルトダウン事故はいまだ事故原因が解明できず、本格的な廃炉作業にはいたらず、事故から5年の現在も放射能汚染水の除染での汚染水漏れなどに追われているのが現状だ。放射能汚染水の詰まったタンク群が一千基を超え、敷地を埋めた福島第一原子力発電所。東日本大震災と原発事故では全国に現在も約17万人が非難生活を続けている。
◇上空から見た福島第一原発、海側の右から原発建屋1号機~4号機、手前の平屋2棟はタービン建屋。汚染水の詰まったタンク群・2014年2月撮影。
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◇双葉町出張所(いわき市)の原発の放射能のモニター画面、右上のXが福島原発。赤丸は5マイクロシーベルト以上。双葉町の除染風景─双葉町農村広場の除染作業、広場の汚染土の入れ替え作業。

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◇大津波と原発事故で失われた、尊いすべての命の「慈しみの心 ここに 集う」慰霊碑。海岸から800メートル 菜の花は塩害や原発の放射能汚染土の浄化作用で菜の花プロジェクトのボランティアにより植えられている。福島県南相馬市原町区雫。「あなたを忘れない『絆』碑」ここにいれば大丈夫と避難していた丘に三波の大津波が襲い、93人が犠牲になった宮城県気仙沼市杉ノ下地区の慰霊碑。

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