杉浦公昭、一昨日FaceBookが突然身分証明書を求めたのでこの文章を掲示することが出来ず遅れてすみませんでした。Y. M.さん、民族の定義を調べてみました。
私は、今まで人種の違いに重点を置いて考えてきましたが間違っていたようでした。{市民的及び政治的権利に関する国際規約(昭和五十四年条約第七号。以下「規約」という。)において、「民族」の定義についての規定はない}そうです。学問的にも様々な意見があり、決まっていないそうです。より常識的には{民族とは①文化を同じくすること。②共同体意識を持っていること。の主に2点で判別される}そうです。
この常識的定義に従えば、Y. M.さんが言われるように、琉球人は本土の日本人とは違った文化を持ち、共同体意識を持って琉球王国を形成した過去があった事実から同じ民族ではないことを理解しました。従ってY. M.さんが指摘される日本列島人の多様性を認めます。すなわち日本列島人は三種の民族(アイヌ民族、琉球民族、本土民族)から成り立つ多民族国家と理解しました。
そうすると民族自決、即ち、各民族(アイヌ民族、琉球民族、本土民族)集団が自らの意志に基づいて、その帰属や政治組織、政治的運命を決定し、他民族や他国の干渉を認めないとする集団的権利。自決権が尊重されなければならないことになる。まず日本政府としては、沖縄県民の民意が求めている日本国憲法が保障する地方自治権を尊重して沖縄の全米軍基地を撤去しなければならない。さもなければ沖縄が求めれば、琉球国の独立を認めなければならなくなるのが道理となる。今、安倍暴走政権が自らの平和的生存権を守るために、沖縄の米軍を撤去して欲しいと言う民意を、機動隊を使って踏みにじっていることは、国連が認めないことになるに違いない。
Y. M. 杉浦公昭 さま、丁寧なコメントありがとうございます。その流れで沖縄の差別を止めるよう訴える仲間がいます。一方で国際連帯を恐れ、沖縄の歴史や民族文化を否定するグループも残念ながら存在します。私は可能性として自立手段としては捨てられない内容だと考えています。
杉浦公昭 貴方の早読みと返事の速さには感心しました。私はY.M.さんとの有益な議論で学ばせて頂いたあなたが言うところの「この流れで」、沖縄の差別を止めるよう本土の人々に訴え、叫び続けるつもりです。本当に有難う御座いました。年内には沖縄でお会いしたいと思っています。その時を楽しみにします。