【連帯・社会像】

連帯・共同21:安倍政権を終わらせて、さようなら原発、さようなら戦争

 安倍首相による政権維持・9条改憲のための解散説が急浮上してきているなかの18日、「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」が開催された。主催者(「さようなら原発」1000万人署名 市民の会)発表で9500人が参加した。

 ミニステージで、高田健総がかり行動実行委員会共同代表が野党と市民の結束を訴えた。安倍首相は朝鮮半島の緊張を利用し、森友・加計疑惑など市民が知りたい問題を回避して臨時国会召集日にも解散しようとしている。しかし安倍首相は野党4党が結束することを恐れている。市民の力で野党4党と市民の結束を強固にすることがアベ内閣を倒すことだ。

 会場は数多くの「脱原発」のブースが立ち並んでいた。

<撮影・星英雄>

 野外ステージでは、福島から、そして自主避難者らが訴えた。沖縄からきた山城博治沖縄平和運動センター議長は「私たちが潰れるか安倍が潰れるか。野党は統一してほしい」と訴えた。

<撮影・星英雄>

 福島原発刑事訴訟支援団団長の佐藤和良さんは次のように訴えた。
(壇上にならんだ原発事故被害者を振り返り)2011年3月11日、東日本大震災、そして原発過酷事故が発生して、ふるさとを追われ、町をなくし、全国各地に避難せざるを得なかった人たち、また地元に泣く泣く残らなければならなかった人たち、あるいは1度は避難したが帰還せざるを得なかった人たち。本来であればだれもがそれぞれの人権を尊重され、いままでどおり、子供たち、そして家族、地域の人たち、職場の人たちと幸せな暮らしを追求できるはずだった人たちであります。
以前、日本国憲法は福島県境で立ち止まるといったが、いま、日本全国で憲法を蹂躙してはばからない、日常茶飯事におこなわれているではないか。
だから今日は、さようなら原発、さようなら戦争で集まった。
いまだに福島原発事故の責任を取った人は1人もいない。法治国家で許されることではない。
私たちは2012年3月、福島原発告訴団(武藤類子団長)を立ち上げて、福島地方検察庁に告訴・告発をしたが、不起訴になった。しかし検察審査会が強制起訴した。公判が始まって、多くの証拠が開示された。東電内で津波のシミュレーションが行われ、防潮堤をつくることも決まっていたが途中でひっくり返されたことも明らかにされた。刑事罰に問える。
福島原発刑事裁判に注目してほしい。

<撮影・星英雄>

<撮影・星英雄>

 集会後、参加者は原宿と渋谷の2方面に分かれてパレードし、にぎわう沿道の人々に「原発いらない」「戦争反対」「9条守れ」と呼びかけた。

<撮影・岡本敏則>

<撮影・星英雄>

<撮影・岡本敏則>

<撮影・岡本敏則>

<撮影・岡本敏則>

<撮影・岡本敏則>

<撮影・岡本敏則>

<撮影・岡本敏則>

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