【連帯・社会像】

大石京子:継続は力だと思う 安保法制違憲訴訟の会の集会に参加して

9月28日日本教育会館で「私たちは戦争を許さない 安保法制の憲法違反を訴える」大集会が開かれました。主催:安保法制違憲訴訟の会。協賛:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会。


安保法制違憲訴訟の会・共同代表の寺井一弘弁護士(日弁連元事務総長)は、全国21の裁判所で24の訴訟が進行している。国民が忘れ去ることを待っている政権に、たたかっていくことは「歴史的使命である」とあいさつされました。

基調講演は、共同代表・伊藤真弁護士の「私たちはなぜ戦争を許さないのか」。「戦前なぜ戦争を止められなかったのか」から「憲法の神髄」そして、裁判の意義を話されました。私たちは殺しあうために生まれてきたのではない、歴史の中で、世界の中で憲法9条の意義を確認しようと。

原告意見陳述は4名の方々でした。

5歳で東京大空襲にあった河合節子さんは、(戦前と同じように今)着々とだまされているのではないかと。

広島で被爆された服部道子さんは、耳をふさぎたくなるような被爆現場を88歳とも思えない迫力で話され、戦争は絶対許せない、と。

船員だった本望隆司さんは、イランイラク戦争時船員として石油移送にあたったが、船は見える日中しか航行せず、どこから見ても日の丸が見えるようにした。日本に9条があったから攻撃されなかったと。

元自衛官の井筒高雄さんも、憲法違反の安保法制で一番先に犠牲になるのは自衛官、許せないと。

来賓あいさつは濵田邦夫さん(最高裁元判事)、青井美帆さん(学習院大学教授)、柚木康子さん(安保法制違憲訴訟女の会)でした。

特別報告は、沖縄の山城博治さん。いつもの山城節がさく裂、大きな拍手に包まれました。

私は、3・11原発事故が起こるまで、原発の事を考えたことがありませんでした。でも、それからいろいろな集会やデモに参加する中で、何十年も前から「原発反対」の運動をしてこられた人たちがおられることを知りました。その他にもいろいろなことでずっと運動している方々がたくさんおられます。「継続は力だ」と思います。

また、自分の意思表示をすることの大切さや楽しさもわかりました。これからも、しっかり見ていきたいと思いました。

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