２０１３年４月２９日。今朝も早朝の普天間基地大山ゲート前での米兵への呼びかけに参加してきました。この頃、安倍総理率いる日本政府の目線は沖縄蔑視です。そして、憲法改正し戦争できる国へと、過去へ向け逆走？と思える行動や言動に、苛立ちを覚える日々です。
それをサポートするかの如く右翼の台頭が著しく、今朝も私達の基地建設反対行動に対抗するかの如く右翼が通勤途上の米兵に向け手を振り敬礼し、友情の意を表すのには腸の煮えくり返る思いでした。中にはPTAの会長さんもいるとの事。基地は負の遺産であり、次世代の子供たちに譲るべきものではないと思うのに、全く理解できません。
軍隊が在る故に過去の大戦で島が焦土と化し、多くの島民が犠牲になったのに軍隊を賛美する人々が増えてきたのには脱力感を覚えます。もう! 日本なんてどうにでもなっちゃえと投げ出したくなる事しばしばですが、投げ出すわけにはいきません。
昨日の４・２８「屈辱の日」県民大会で、同郷の座間味村村議会中村議長が壇上でスピーチしました。長老だったお爺さまも家族を手にかけ、中村さんのお父さんは一命を取り留めたとの事です。同じ事が我家にも有りました。島は違いますが同じ座間味村字座間味でも多くの村民が集団自決でなくなりました。
我家では母が弟・姉を手にかけそして自らもくびを切りましたが米軍の上陸が早く、米軍の診療所で手当を受け一命を取り留めました。私は自決の現状に怯え、死ぬのは嫌だと壕から逃げ出しましたので幸い無傷ですが、母・姉・弟は首に傷があります。そして3人共に戦争を語りません。 過去、天皇の為・国の為、死する事が美徳とされていました。今、正に国が右傾化にあるのに恐怖すら覚えます。もう、これ以上国策に翻弄されるのは真っ平御免です。憲法９条はなんとしても死守したい。