私は、福岡県田主丸町(現久留米市)生まれです。昭和28年(1953年)の西日本大水害(豪雨1千㍉)を経験し筑後川の堤防が幾カ所も破堤し、洪水で茅葺の家が田んぼに浮いて流れる光景が子どもの記憶で焼きついています。私が生まれ育った町は、今回、被害の大きかった朝倉市とは筑後川をはさんで隣り合わせです。どうしても現場に行きたかった、カメラに収めたかったのです。 続きを読む

【経済教室】
工藤昌宏:景気という言葉が意味するもの
先日、内閣府は2012年12月の安倍内閣の発足以降今日まで日本経済は景気拡大を続けており、その拡大期間はついにバブル経済(1986年12月~91年2月)を越え、小泉内閣時代の景気拡大期間(2002年2月~08年2月)、いざなぎ景気(1965年11月~70年7月)に次いで戦後3番目の長さに達し、しかもいざなぎ景気越えも近いと報じた。安倍内閣は、これはアベノミクスの成果だと自らの政策を誇り、黒田日銀総裁もそれまで政策効果が見られなかった原因を予測できない海外事情のせいにしていた態度を翻し、長期拡大は金融政策が間違っていなかった証拠だと言い張っている。 続きを読む
【連帯・社会像】
岡本敏則:7.9安倍政権退陣を求める緊急デモ
7月9日夕方新宿で「安倍政権の退陣を求める緊急デモ」が行われました。緊急の呼びかけにも関わらず8000人の市民が参加。この日は、北海道、名古屋、京都、大阪、福岡でも同時に行われました。「アベハヤメロ」「アベハヤメロ」のコール、沿道からも熱い連帯の手振り、拍手を受けました。新宿駅ホームで、バッグにいつもつけている「アベ政治を許さない」のタグを見てか「デモにいらっしゃったのですか、ゴクロウサマデス」の声もかけられました。 続きを読む
【連帯・社会像】
星英雄:都議選と主権者としての市民運動
東京都議会議員選挙で、安倍・自民党は歴史的惨敗を記録した。都議選は次の国政選挙の前触れともいわれるが、自民党内の政権たらいまわしに終わる可能性も高い。国政変革への道を切り開くのは主権者としての自覚的な粘り強い市民運動だ。 続きを読む
【沖縄とともに】
藤田観龍:辺野古新基地建設反対の不屈の闘いをみた
私は24日から26日にかけて、沖縄・辺野古の闘いの現場にいた。抗議船に乗って、安倍政権・沖縄防衛局が沖縄県の岩礁破砕許可を受けずに護岸工事を続けている大浦湾の現場、機動隊の暴力にひるまず座り込みを続ける市民の不屈の闘いをみることができました。現場からの写真報告です。 続きを読む
【連帯・社会像】
岡本敏則:安倍政権は一線を越えた
6月25日、東京千代田区で「学術と学術体制の在り方を問う」シンポジウムが開催されました。講演は広渡清吾東大名誉教授(前日本学術会議会長)の「科学者コミュニティと軍事研究」。(添付写真参照)。ノーベル賞受賞者の益川敏英博士と精神科医香山リカ立教大教授の対談が行われました。 続きを読む
【沖縄とともに】
岡本敏則:デマで沖縄への偏見をあおるな東京MX
6月22日夜、「デマで沖縄への偏見をあおるな東京MX「ニュース女子」はおかしいぞ!虎ノ門・赤坂サウンドデモ」が行われました。東京MXTVは今年1月2日「ニュース女子」で沖縄・高江のヘリパッド建設反対運動をしている人達に取材もせず「日当で雇われている」「救急車を止めた」「沖縄では基地反対運動の声を聞かない」、と言った嘘とデマの放送をしました。この間隔週木曜に本社前で抗議行動を続け、MXに対し謝罪と訂正を求めてきましたが、MXは回答を拒否しています。日比谷公園を出発し、虎ノ門、MX本社、スポンサーであるDHC(化粧品通販)に抗議し、赤坂氷川公園まで、途中ネトウヨの執拗な妨害がありましたが、デモ行進をしました。参加者は150名でした。 続きを読む
【沖縄とともに】
杉浦公昭:沖縄連帯・川越行動の報告です
6月17日、第11次「九条守れ!!! 米軍基地撤去!!!沖縄県民連帯・川越行動」を行い、市民ら50人が参加しました。この行動は、鳩山首相の「米軍基地は、最低でも県外移設」を応援するために開始したのですが、その後は、毎年6月の沖縄慰霊の日前後に実施してきました。今年も、埼玉県の川越駅東口デッキで街宣をした後、近くの緑地公園に移動して同集会を開きました。 続きを読む
【連帯・社会像】
岡本敏則:築地でええじゃないか
6月18日昼、東京・新宿で「築地でええじゃないか・新宿港町行進」が行われました。小池知事は「豊洲移転」に傾いているようですが、今まで慎太郎氏は10回も移転を決め、舛添氏も決めました。しかし知事が決めても移転は出来ない。土壌汚染だけでなく、移転しても全ての業者が採算を取れない。また認可するのは農水産省、2号線の工事は国土省です。移転を決めることはできるが、移転はできない。それが今の状況です。築地を改修し、存続させる、築地市場の建築遺産を守ることになります。「筑地でええじゃないか」のリズミカルなコールに沿道からもたくさんの声援がありました。参加者は200名でした。 続きを読む
【連帯・社会像】
岡本敏則:平和に安心して暮らせる杉並を!
「共謀罪法」が究極の強行採決で可決された6月15日夜、東京・杉並で、「憲法9条改悪NO!平和に安心して暮らせる杉並を!」をテーマとした集会とちょうちんデモが行われました。高円寺の蚕糸公園から阿佐谷の区役所まで、「共謀罪は廃止しろ」「憲法9条を守ろう」等のコールを上げながら行進ました。参加者は150名でした。 続きを読む