参院選は昨年総選挙につづいて自民党が圧勝した。その結果、自民党は衆院で295議席、参院で115議席、「1強体制」といわれる存在になった。安倍政権の長期化、同時に憲法改悪が政治日程に上ってくる可能性は否定できない。
月別アーカイブ: 2013年7月
【連帯・社会像】
星英雄:もう1つの日清戦争と日本の歴史認識
今から8年前、北海道大学で新聞紙に包まれた人間の頭骨6体が発見された。その1つに、「韓国東学党首魁ノ首級ナリト云フ」と墨で書かれていた。「首級」とは「討ち取った首」のことである。そんな頭骨がなぜ日本・札幌・北海道大学にあるのか。 続きを読む
【特集:わたしと憲法】
合田寛:憲法と「国家百年の計」
現憲法の中心的内容は主権在民、平和主義、基本的人権など、そのどれをとっても人類普遍の原理であり、だれも否定できない当たり前の理念が掲げられている。同時にこれらの理念は簡単に実現できるものではなく、100年、200年の長い時間をかけてやっと近づくことができる高い目標である。いわば「国家百年の計」の礎としての重さをもつものである。 続きを読む
【特集:わたしと憲法】
大沼博良:国民の大事な権利が制限される 自民党憲法改正草案・驚きその2
現憲法制定当時、文部省(当時は文部省であった)は中学生向けに「あたらしい憲法のはなし」という教科書を発行している。中味はあたらしい憲法について丁寧に説明していて、なかなか重みのある教科書である。 続きを読む
【特集:わたしと憲法】
大沼博良:自民党憲法改正草案を読んでみました 驚きです! その1
安倍第1次内閣そして第2次内閣といずれも、憲法改正を主張している。現在憲法96条改定について様々な報道がされているが、改定の中味について十分には報道されていない。 続きを読む
【特集:わたしと憲法】
藤原一也:日本国憲法には日本人の英知がこめられている 憲法や憲法草案を読み比べて思う
私の手元に「写楽ブックス 日本国憲法」があります。この本は何度かに及んだ私の本の整理を生き抜いてきました。1982年6月5日初版第八刷発行で七百円の定価がついています。今、この本が復刻され良く読まれていると聞きました。 続きを読む
【特集:わたしと憲法】
原深雪:改憲派が多数を占める国会ではいけない
ある損保会社に入社以来40年間、2度の合併を経験し3月末、無事完走しました。今はどうすればこれから有意義に過ごせるか模索中です。 続きを読む
【特集:わたしと憲法】
山田恵子:憲法9条を守り抜く責任
職場は、相変わらず忙しいのに賃金は上がらず、両親の介護や就職難民の娘と息子を抱えて、明日の日本を考えるゆとりがなかなか持てません。でも、「この国は危ない」と云う危機感は強くあります。 続きを読む