星英雄:福島の人々、沖縄の人々の思いを受け止め、運動をさらに大きく

 大粒の雨に襲われた22日、東京・代々木公園で「さようなら原発さようなら戦争」の集会が開かれた。9500人の市民が集った。主催は「さようなら原発」1000万署名。東京電力福島第1原発事故から5年半。被災者・被災地についてさまざまな角度から報告され、沖縄と連帯して闘うことの大切さが強調された。 続きを読む

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藤田観龍:戦争法強行採決から1年、市民の闘いが止むことはない

 安倍・自公政権が安保関連法(戦争法)を強行成立させてから1年。雨の中、戦争させない・9条を壊すな!総がかかり行動実行委員会主催の「戦争法廃止!9・19国会正門前行動」に2万3000人(主催者発表)の市民が結集した。全国では400カ所以上で取り組まれたという。「戦争法廃止、野党は共闘」の市民の意志をアピールした。国会前では、8月に解散した旧SEALDs(シールズ)の若者がこう訴えた。「野党共闘は安全保障関連法、安倍政権にノーを突き付けるために重要。民進党は野党共闘を維持してほしい」「この国の憲法はまだ死んでいない。路上に出て意志を示しましょう。私たちは一度だって諦めてない」 続きを読む

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星英雄:命や人権をないがしろにする辺野古新基地建設に手を貸す「辺野古訴訟」判決

 「日本(本土)の安全保障政策こそ、沖縄にとっての脅威だ」──。沖縄県民の思いを代弁すれば、こういうことになるのではないか。他方、辺野古新基地建設に関して、国が翁長雄志沖縄県知事を訴えた「辺野古訴訟」の判決は、辺野古新基地建設にゴーサインを出した。日本国憲法を黙殺し、国民の命や人権をないがしろにしなければ成り立たない「日米同盟」を賛美するのが司法の役割なのか。 続きを読む

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ユニキタ:「やめたら負けだ」と思っているので

 ユニキタ(UNITE & FIGHT Hokkaido)は戦争法(安保法制)廃止、安倍政権打倒を掲げて札幌を中心に活動している若者グループです。「野党は共闘」を求めて、シールズやママの会、学者の会などとも共闘してきました。「政治は変わる あなたが変える」「自分たちのことは自分たちで決める」というのがユニキタの精神です。(ユニキタの詳細は、末尾のpdfファイルをクリックして下さい)ユニキタの「持続する志」について、10代後半から30代前半の6人のメンバーに、札幌・エルプラザで話し合ってもらいました。〈文責・星英雄〉 続きを読む

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星英雄:靖国参拝と安倍政権

 安倍政権はどんな政権なのか。「極右政権」「戦前回帰をめざす」という論調もあれば、そうではないという指摘もある。靖国神社参拝問題を通して考えてみたい。 続きを読む

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平塚治男:戦争法反対、原発ゼロの「運動の中に共闘を形成する」地道な努力を

 都知事選挙について、私も、概ね星さんと同様の見方をしているのですが、より悲観的です。選挙後の様子からすると、現在の所謂「4野党プラス市民の共闘」の枠組みにおいては、星さんが求めている選挙戦の経緯についての説明責任を果たすことや敗戦についての真摯な総括をすることも、満足のいくものになることはないでしょう。政策、運動方針が不明瞭なまま選挙戦を開始したのですから、総括する立脚点も曖昧なものにならざるをえないからです。それぞれの団体が、各々の思惑で説明し、総括することになるのでしょう。

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