福島・沖縄からの通信
【福島・沖縄からの通信】
星英雄:「慰霊の日」翁長知事と安倍首相は何を語ったか
【福島・沖縄からの通信】
星英雄:参院選、沖縄は辺野古新基地建設が争点だ
はじめて野党共闘で戦う参院選がはじまった。自公など改憲勢力に3分の2議席を許さないため、憲法問題やアベノミクスの是非などが争点だ。沖縄・那覇市の新都心で、オール沖縄候補の伊波洋一氏の第一声をきいた。 続きを読む
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星英雄:海兵隊は撤退せよ 沖縄の怒りは日米両政府に向かっている
これが沖縄の怒りだ。炎天下、6万5000人の人々が一堂に会し、「海兵隊の撤退」を要求した。その背後には、会場には来られなくとも怒りを共有するほとんどすべての沖縄県民がいる。19日、米軍属の女性暴行殺人事件に抗議する「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会」(主催・辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議)が那覇市で開かれた。米軍統治下でも、日本復帰後の日本国憲法下でも、そして今も。基地あるがゆえに沖縄の人々の命と人権、人間としての尊厳が破壊され続けている。このことに対する沖縄の怒りを、だれもが共有したい。この日、沖縄に連帯する集会が41都道府県61か所で開かれた。東京では国会周辺に1万人が集まった。沖縄問題は日本問題だ。 続きを読む
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菅野哲:飯舘村は原発事故によって滅失させられた
菅野哲さん(68)は「原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団」副団長を務めています。国も東京電力も原発事故の責任をとろうとしないので、飯舘村民の半数、3000人が原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てました。全村避難をしている飯舘村は来年3月に「帰村宣言」する方針です。菅野さんにいまの思いをききました。<文責・星英雄> 続きを読む
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高橋みほり:子どもたちの将来を考えると帰村できません
夫と2人の子ども、一家4人が放射能汚染で飯舘村を離れて5年。いま、松川第1仮設住宅内の村の直売所「なごみ」の副店長として働く高橋みほり(34)さんにききました。〈文責・星英雄〉 続きを読む
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佐藤健太:飯舘村に復興の日はくるのか
飯舘村商工会青年部部長の佐藤健太さん(34)は、3・11東京電力福島第1原発事故に際し、放射能汚染にいち早く警鐘を鳴らしました。放射能汚染がつづく飯舘村に村民を戻そうとする帰村宣言には反対の立場ですが、帰村する高齢者の働く場をつくりたいとも考えています。〈文責・星英雄〉 続きを読む
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連帯・共同21:沖縄の「日本復帰」の意味を、沖縄紙の社説を読んで考えよう
今日5月15日は、沖縄が米国から日本に返還されて44周年。辺野古新基地建設に反対する沖縄に対し、日米両政府が米軍新基地をごり押しする姿は、「本土復帰」の意味を改めて問い直させる。「県民大会」が那覇市で開かれる。琉球新報と沖縄タイムスの本日の社説を読んでほしい。 続きを読む
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佐藤美代子:おカネで元の生活が買えるんですか 飯舘村を返してください
福島県飯舘村は3・11の東京電力福島第1原発事故で全村避難をつづけている。この間5年。安倍政権の避難指示解除方針に従って飯舘村は来年3月、帰還困難区域を除く地域を対象に帰村を宣言する予定だ。避難を強いられている村民4人と、飯舘村の応援を続ける福島市民1人に、5年の思いをきいた。最初は、夫とともに専業農家を営んでいた佐藤美代子さん(63)です。〈文責・星英雄〉 続きを読む
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早川篤雄:避難指示解除は被災地・被災者の切り捨て宣告だ
福島県楢葉町は大部分が福島第1原発から20キロ圏にある。原発事故の翌日、2011年3月12日にほとんどすべての住民が避難を余儀なくされたが、政府は昨年9月、避難指示を解除した。しかし、住民の9割以上は帰町していないという。同町・宝鏡寺の早川篤雄住職(76)に聞きました。〈文責・星英雄〉 続きを読む