教え子の小学校3年の男子生徒がくれたひまわりの意味を、担任の女性教師は50年以上も経た今日までずっと問い続けてきたようだ。ひまわりを置いて教室を出た直後に、その男子生徒は米軍ジェット機に命を奪われた。
福島・沖縄からの通信
【福島・沖縄からの通信】
星英雄:飯舘村で「珈琲屋」の夢を追った夫婦の記録
福島県飯舘村はいまも全村避難がつづいている。2011年3月11日、東京電力福島第1原発事故が発生し、大量の高濃度放射能が飯舘村を襲った。6000人余の村人は故郷を追われ、生業、共同体を奪われた。そんな飯舘村で、コーヒーに夢を託した1組の夫婦が、自分たちの歩みを本にした。 続きを読む
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宮里洋子:4・28「屈辱の日」沖縄県民大会に参加して
2013年4月29日。今朝も早朝の普天間基地大山ゲート前での米兵への呼びかけに参加してきました。この頃、安倍総理率いる日本政府の目線は沖縄蔑視です。 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
星英雄:先が見えない--分断と風化に抗して希望を模索する飯舘村〈飯舘村レポート②〉
「先が見えない」--。避難を続ける飯舘村民の多くが、この言葉を口にする。日本社会が人生の新たな旅立ちの4月を迎えても、村民は自分たちの明日の暮らし、将来像を描くことはできない。高い放射線量の村に戻りたくはない、しかし、 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
宮里洋子:集団自決者と戦死者に合掌
昨日、3月26日は沖縄の座間味島に米軍が上陸した日です。明日は渡嘉敷島で集団自決があった日で、慰霊祭が行われます。私は友人に呼びかけ 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
安保由紀子:伊江島にオスプレイ!でーじなとぅしが(大変になっているけど)
ハイタイ(こんにちは)! 伊江島と言えば、戦後の米軍による土地強制接収に対する非暴力の闘いによって、やがて沖縄全体の島ぐるみ土地闘争へとつながるきっかけになった島ですが、この島で 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
宮里洋子:辺野古の埋め立て申請と憲法9条について思う
政府は一昨日、沖縄県に辺野古沖の埋め立て申請をした。こっそり関係書類を北部土木事務所に置いていったやり方にたいして、「だまし討ちだ」という批判が高まっている。 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
守友裕一:大震災から二年、福島原発被災地の現状から希望の道を考える
東日本大震災から2年がたつ。各地で復旧、復興にむけて様々な活動が展開している。しかし原発災害被災地はその被害の複雑さ、深刻さから、将来への希望がなかなか見えない状態にある。また福島の地元新聞は、毎日県内各地の放射線量や除染、避難生活、廃棄物の減容化などの動きを紹介しているが、全国紙では原発災害に関する記事は減ってきており、原発問題は「風化」しつつあるように見え、そうした中、現政権は原発再稼働へと舵を切りつつある。 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
星英雄:オスプレイはつくられてはいけない兵器なのだ〈沖縄レポート④〉
MV22オスプレイの強行配備にたいし、基地周辺住民は「ブルブル」という特有の重低音・低周波音の健康被害を訴える。だが、国はもちろん、沖縄県の対応も鈍い。オスプレイの低周波音について、「国に説明を求めている段階。(人体への影響についても)データ不足」(基地対策課)という。そんななか、警鐘を鳴らしつづける学者がいる。 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
徳吉裕:沖縄はなぜ怒っているのか〈沖縄レポート③〉
沖縄は1月、「オール沖縄」として、オスプレイの配備撤回、普天間基地の撤去を求めて安倍首相に「建白書」を手渡すなど、政府と「本土」の人々に沖縄の「思い」をぶつけました。かつてない運動の高揚と不退転の意志を示す沖縄について、元沖縄タイムス編集局次長の徳吉裕さんに聞きました。(文責:星英雄) 続きを読む