「損保9条の会」が9月8日、東京・中央区 月島で憲法改悪反対の講演会を開いた。今回で10回目の節目、安倍晋三首相の改憲策動とそれに反対する国民世論の対抗構図の中で、 五十嵐仁・法政大学大原社会問題研究所教授 が「自民党改憲草案と日本国憲法の意義」と題して講演した。 続きを読む

【特集:わたしと憲法】
小森陽一:自民党改憲草案の問題点と護憲の意義 草の根の運動で憲法改悪反対のゆるぎない多数派形成を
【福島・沖縄からの通信】
宮里洋子:TBSに抗議する 集団自決は一家心中ではありません
TBSのニュース番組Nスタが8月16日に、「“基地があるから” 沖縄戦心の傷 今も深く」という特集番組を放映しました。沖縄戦の集団自決で生き残った体験者として、私は取材を受けました。ところが 続きを読む
【連帯・社会像】
星英雄:敗戦の日に靖国神社にいって、過去の戦争と日本のこれからを考えてみた
8月15日、日本は68回目の敗戦の日を迎えた。いわゆる満州事変にはじまる日中戦争、そしてアジア・太平洋に戦域を広げ、アメリカをも相手にした戦争は日本の敗戦で幕を閉じた。さかのぼれば、明治政府の日清戦争から、戦争と侵略による領土拡張、植民地支配をすすめた「帝国日本」が終わりを告げた日になる。そんな日本の過去とこれからに、どう向き合うべきだろうか。 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
宮里洋子:沖縄県民はNEVER GIVE UP
8月3日オスプレイが2機飛来してきた。世界一危険とまで言われている住宅密集地の普天間基地にである。県民の怒りは沸点にたっした。 続きを読む
【連帯・社会像】
星英雄:基地撤去を求める沖縄の人々の意志を日米両政府は受け止めよ
沖縄でまたもや米軍機が墜落した。5日、米軍嘉手納基地所属のHH60ヘリがキャンプ・ハンセン内の宜野座村側山中で炎上した。日本にある米軍基地の74%が狭い沖縄に集中している現実から、起こるべくして起きた事故といえる。 続きを読む
【福島・沖縄からの通信】
普天間発:基地のゲート前でオスプレイ追加配備に抗議した
午前9時に私が米軍普天間飛行場の野嵩ゲートに着いたときには、既にフェンス近くで抗議していた人たちを警官隊が取り囲んでいました。 続きを読む
【連帯・社会像】
星英雄:自民党批判の受け皿を競う”季節”は終わった、日本社会を変える大きな運動を
参院選は昨年総選挙につづいて自民党が圧勝した。その結果、自民党は衆院で295議席、参院で115議席、「1強体制」といわれる存在になった。安倍政権の長期化、同時に憲法改悪が政治日程に上ってくる可能性は否定できない。
【連帯・社会像】
星英雄:もう1つの日清戦争と日本の歴史認識
今から8年前、北海道大学で新聞紙に包まれた人間の頭骨6体が発見された。その1つに、「韓国東学党首魁ノ首級ナリト云フ」と墨で書かれていた。「首級」とは「討ち取った首」のことである。そんな頭骨がなぜ日本・札幌・北海道大学にあるのか。 続きを読む
【特集:わたしと憲法】
合田寛:憲法と「国家百年の計」
現憲法の中心的内容は主権在民、平和主義、基本的人権など、そのどれをとっても人類普遍の原理であり、だれも否定できない当たり前の理念が掲げられている。同時にこれらの理念は簡単に実現できるものではなく、100年、200年の長い時間をかけてやっと近づくことができる高い目標である。いわば「国家百年の計」の礎としての重さをもつものである。 続きを読む